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【第5回】不動産屋さんへの相談の仕方。

 いらっしゃいませ、永幸不動産へようこそ!
お部屋をお探しでいらっしゃいますか?
 
 え、森下さん? 僕だよ、もふだよ?
疲れてるのかな?
…大丈夫?
 
 ・・・今回のテーマに沿うようにシュミレーションでやってみたんだよ。。。
ノってもらえないばかりか心配されるとはなかなかショックなリアクションだね。。。
 
 正しくはシミュレーションね。
っていうか、いきなり役に入られても分からないから!
 
 ぐぬぬ。
…まあいいや、今回のテーマは予告どおり不動産屋さんへの相談の仕方だよ!
それでは張り切ってゴー!
 
 なんだろう、このテンション。。。

 

不動産屋さんへの相談はいつ頃からすればいいの?

 さて、まずは相談をする時期について解説しましょう。
一番ポイントになってくるのはいつ頃引越しをしたいのか?っていうところです。
引越し予定の時期を予め決めておくと、不動産屋さんとしては提案する物件の幅が広がるから、ご相談の際には是非聞かせて欲しいポイントなのです。
前回も書いたけど、引越しの予定日が離れている場合はまだ前の人が住んでいるお部屋も視野に入ってくるのです。
 
 思い立ったが吉日!ゃダメなの?
 
 もちろんそれでも大丈夫!
また、「いい物件が見つかり次第」っていう考え方でも全然OKです。
…だけど、賃貸物件からのお引越しをお考えの場合、事前に確認しておいていただきたいのが今のお部屋の解約予告期間なのです。
 
 かいやくよこくきかん?
 
 そう、賃貸物件を解約して引越しをする場合、通知してから実際に解約できるまでの期間が契約書に書かれているんだ。
例えば「解約予告期間1ヶ月」の場合、通知を出してから1ヶ月以上経過しないと契約が終了しません。
通知後1ヶ月以内に引っ越すのは問題ないのですが、通知から1ヶ月先までの家賃・共益費はかかってしまうわけです。これは日割り計算されることが多いです。
 
 なるほど~。
でも、もう引っ越してるのに家賃がかかっちゃうってちょっともったいないような…。
 
 そこなんです。
しかも中には解約予告期間2ヶ月というケースや最終月の賃料・共益費は日割り計算しないというケースもあります。
この場合、通知を出すタイミングを見極めておかないと無駄な出費が増えてしまう恐れがあるのです。
 
 え、それだとうまくやらないと住んでないのに家賃がけっこうかかっちゃうよ!!
 
 そういったことを避けるためにも、お部屋探しに取り掛かる前に、契約書を読み直しておきましょう。
もちろん今現在賃貸に住んでいない方にはあまり関係のないお話ですが、覚えておいて損はないと思います。
そして実際に次のお部屋を決めて「ここにします!」と申込みをして順当にいけば「申込後10日~2週間後」には新しいお部屋の契約が開始となり、賃料が発生します。
 
 あれれ、そっちはけっこう早いんだ。。。
ということは・・・!
 
①「1ヵ月後に解約します!」って言って
②うまいこと日程を調節してお部屋を探して
③2週間後ぴったりに新しいお部屋に引越しする!!

これでバッチリだね!
 
 うん、それはあまりオススメできません。
 
 んなッ、何で!? 完璧だと思ったのに!
 
 そんなに身を乗り出さないでも・・・。
ええと、先に解約予告をしてしまうといくつかのリスクが発生しちゃうんです。
  1. 解約までに希望通りのお部屋が見つからず、希望と違う部屋に引越すことになっちゃった・・・。
  2. 希望通りのお部屋が見つかって申込んだのに、審査に落ちてしまった!
  3. 審査は通過したけど、引越し屋さんが手配できなくて退去の日程が遅れちゃった!
特に3の場合は「この日に退去します」という約束に違反することになってしまうから、明渡し遅延損害金を請求されることになってしまいます。
明渡し遅延損害金は通常の賃料・共益費の倍額に設定されていることが多いです。
 
 ひえぇぇぇ、た、高い!
 
 退去日程のずれ込みはオーナーさん側からすると約束違反なのはもちろん「次の入居者が決まってしまっている!」とか「内装工事業者さんとの打合せが進まない!」とか、色々と実害が出てしまう問題なのです。
この「退去予告」は撤回することが出来ません(民法第540条・解除権の行使)ので、ぎりぎりになって「やっぱり解約を取消します!」というのもオーナーさん・管理会社さんの了承が得られないと認められません。
 
 うむむ、ということは・・・!

①解約予告を出す前にお部屋を探して
②お部屋を決めて審査も通過させておいて
③解約予告を出して、晴れてお引越し!!

っていうのがいいのかな?
 
 そういうこと!
永幸不動産にご相談にいらっしゃったお客様にも、森下はその流れをオススメしています。
 
 でもこれだと結局今のお部屋と新しいお部屋の家賃はかぶっちゃうんだね・・・。
 
 逆に、今のお部屋の契約終了→次のお部屋の契約開始のスケジュールがタイト過ぎると、万が一引越し予定日にトラブルが生じて引越し作業ができなかったら即・明渡し遅延になってしまうのでリスクがけっこう高いのです。
そういったことを避けるためにも、今のお部屋の契約期間と次のお部屋の契約期間は最低1週間~10日ぐらいはかぶらせておいた方が安心だと森下は思います。
そうしておけば引越し屋さんとの日程調整や電気・ガス・水道や固定電話・インターネットの切り替え手続きなんかも余裕をもってできます。
但し、ここに書いたことは解約予告期間1ヶ月の場合を前提にしていますので、解約予告期間2ヶ月最終月の賃料・共益費は日割り計算しない契約の場合はちょっと話が違ってきます。
これらの場合は先に解約予告を出してしまった方がいい結果が生まれるかもしれませんので、事前に確認してからご相談下さい。
 
 はーい!

 

相談する時に気をつけることは?

 ・・・長々と話を聞いたけど、まだもふのお部屋探しの相談が始まっていないよ。。。
 
 おっと、ごめんごめん。
不動産屋さんの店頭に行くと、ご来店カードとか受付カードに名前や希望条件を記入することになるよ。
これは永幸不動産の店頭で今使っているご来店カードだよ。
 へぇ~、意外とざっくりしてるんだね。
 
 お部屋探しのご依頼を受けるにあたって、必要ないところを省いたり任意項目にしていったらシンプルに仕上がりました。
他の不動産屋さんだともうちょっと記入欄が多いかもしれませんが、例えば住所とか電話番号はお部屋探しをするのには必要ありませんので、永幸不動産ではご依頼の段階では任意にしています。
大切な個人情報ですからね。
もちろん、お部屋が決まってお申込や契約の段取りを組むためには連絡先が必要になりますので、その時はお伺いしています。
 
 ふむふむ。
条件を書く時って、どこに気をつけて書けばいいのかなぁ?
 
 不動産屋さんごとにやり方が違うから一概には言えないんだけど、まず予算について正確なイメージを伝えた方が良いね。
例えば「条件がいいお部屋だったらプラス○千円までならOK」という考え方の場合と、「どんなに条件がよくっても○万円以上の物件はNG」という場合、探し方が変わってきます。
それ以外の項目も基本的には同じで、「ここは妥協してもいい」というポイントと「○○じゃないと絶対にNG」というポイントがあれば、そのイメージをお伝えいただくとご紹介もしやすくなります。
逆に、イメージがまだ固まっていない場合はそのことも是非相談してみて下さい。
お部屋の設備などもそれぞれ一長一短がありますので(以前このコーナーで書いた「マンション/アパート」とか「ワンルーム/1K」みたいに)、永幸不動産ではそのあたりも詳しくお話させていただきます。

 なるほど~!
メールや電話での相談の場合も同じなのかな?
 
 そうそう、基本的には同じです。
ただ、例えばメールの場合は目の前ですぐに探して「こんなのもありますよ」っていうやり方が出来ないから、

①最初はざっくりした条件で希望を教えていただいて
②森下が次々に色んな物件情報をメールで送って
③その中からイメージに近いものをピックアップしていただいて
④森下がその情報を元に更に調べて再度メールして・・・

という感じになるかな。
なので、ご来店での物件紹介に比べると若干時間がかかることが多いです。
 
 ホームページの色んなとこにある黄色いフォームだよね!
ちなみに、あのフォームから希望条件を送るとどんなメールが返ってくるの?
 
 うーん・・・そうだなぁ、さすがに実際にあったメールを公開するわけにはいかないから、実際に森下が書いたメールを元に再現した文章を紹介してみようかな。
 
永幸不動産株式会社に、ホームページなどからお問合せをいただくと、こんなメールが届きます!

 ・・・長ッ!!
このメール、長すぎて1ページで印刷しきれてないよ!

 やー、物件資料だけ添付して「どれがいいですかー」ってだけだと芸がないし森下じゃなくってもできるお仕事になっちゃうから、必ず各物件にコメントをつけるようにしてるんだよ。
あと、物件の地図は資料にも載ってたり載ってなかったりするので、メールでは一律で物件所在地のグーグルマップのリンクを貼っています。
コメントでは各物件のいいところも悪いところも書いていますし、森下が現地に行ったことがある物件については現地を見ないと分からない情報ももちろん盛り込んでいます。
添付ファイルの、募集会社さんが作成する物件資料にはなかなか悪いところは書かれてないので・・・。

このコーナーとかを見ていただければお分かりのとおり、森下は文章を書くのが好きなんです。
それもあってどうしてもメールも長くなってしまうのですが、その分内容の濃いものになるように努めています。
特に初回のメールでは物件情報も幅をもたせて、アパート・マンション・駅から近い・駅から遠い・広め・狭めなどなど、色々なパターンの物件をご紹介するようにしています。
上に書いたように、その中からイメージに近い物件を教えていただければ、更にそのイメージに近いものに特化してお探しする感じですね。
 
 ほえ~、色々工夫してるんだね~。
希望条件以外で不動産屋さんに何か言っておいたほうがいいことってあるかな?

 これも不動産屋さんによりけりなんだけど、他の不動産屋さんですでに相談したかどうか何件ぐらい物件を見たかその中に気になっている物件はあるかは物件探しの参考になるので聞かせていただけるとありがたいかな。

 ふふふ、そうやってライバルの動向を探るわけでんな!

 (何故関西弁・・・)
いやいや、それも無くはないんだけども、一番重要なのは「お客様が気になっている物件がどんな物件なのか?」っていうところなのです。
すでに気になっている物件より条件の悪いものをご紹介してもしょうがないですし、その物件のどこが気に入っていて・どこがイマイチだと思っているのかについてお聞かせいただけると、お客様のイメージするお部屋に更に近づけるからね。

 なるほど~!
気に入っているポイントを維持しつつ、イマイチなところをカバーできる物件を探せるかもしれないっていうことだね!
 
 そういうこと。
よーし、それじゃあもふさんの希望条件を教えてください!
 
 うん!

 

今日のポイントだよ!!


① 相談する時は引越しの時期を見極めよう!

② 賃貸物件に住んでいる場合は「解約予告期間」を確認しておこう!

③ 実際の相談では「予算」や「条件」のイメージを伝えてね!

④ 他の不動産屋さんで気になった物件があったら教えてね!

 

書いた人

Image 森下智樹(もりしたともき)

このページで公開している「ご来店カード」を作り直している時、【 ご来店のきっかけ:ホームページ/マイナビ賃貸/athome/通りがかり/いきものがかり】という小ネタを仕込もうとしていたのですが、諸般の事情でお蔵入りとなりました。

お部屋探しガイド
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