賃貸向けの分譲マンションフルリフォーム・フルリノベーション事例です。
実はルラール大塚Aタイプの前にBタイプのフルリフォームも永幸不動産にて実施しており、そちらでも賃料アップに成功しています。
非常に有り難いことに、Bタイプでの実績を評価していただき、こちらのAタイプも弊社にご依頼をいただきました。

Aタイプの検討にあたって当初ご提示いただいた予算は300万円程度ということでした。
Bタイプは36平米のフルリフォームで最終的に総額330万円程度要したのに対し、このAタイプは33平米ですから、妥当な感覚です。
実際、最終的には税込み310万円程度で収まっています。
もちろん、Bタイプ施工時に問題となった給排水管の交換も最初から見積りに入れています。

元々の間取りは２Ｋでお世辞にも使いやすいとは言えず、before写真をご覧いただくと分かりやすいのですが、設備等も劣化が激しくそのまま使えるパーツがほとんどない状態でした。
使いづらい間取りをどう変更するかもかなり検討を重ねた部分で、当初はもっと玄関よりの位置にカウンターキッチンを設置する方向で考えていましたが、生活動線がかなり悪くなってしまうという欠点がありました。
そこでリノベーション専門のA.BOX工房様に依頼し、カウンターキッチンをど真ん中に配置し、まるでブルックリンのカフェのようなお部屋としてリノベーションするプランをご提案いただきました。

設備はほぼ全交換がマストでしたが、予算は解体工事と床・壁・天井の再生にかなり割かれてしまうため、工夫して抑制しています。
例えば、バスルームの追焚機能や浴室乾燥機などは入居者想定が１～２名だったためカットしています（その代りにお湯はり機能付き給湯器を採用）。
一方、室内設置だった給湯器をバルコニーに移設したり、洗濯機置場を外置きから室内置きに変更したり、マストな部分は外していません。

工期はおよそ1ヶ月半程度です。
これはたまたまですが賃貸繁忙期である１～３月期間中に募集をすることができたため、かなりの数のお問合せをいただきました。
ブルックリン風に仕上げたためか、欧米系の外国籍の方からのお問合せが多かったのが印象的でした。