賃貸向けの分譲マンションフルリフォーム・フルリノベーション事例です。
ルラール大塚Bタイプのフルリフォームプロジェクトは、賃貸に出していた２ＤＫのご入居者様が約20年ご入居後に退出、リフォームや募集など、どこから手を付けていいか分からない！そんなご相談から始まりました。

特にファミリータイプでは顕著ですが、10数年単位でご入居者様が暮らしてきたお部屋には　①設備や間取りの陳腐化　②原状回復の難しさ　という2つの問題が生じがちです。
ルラール大塚Bタイプも同様で、間取りは２ＤＫでもダイニングと洋室が狭くて使いづらく、寝室も和室、洗濯機置場は外置きで室内設備もほとんど手付かずだったので交換がマスト、など多くの問題を抱えていました。

当初のご予算は300万円程度というとことでスタートしましたが、実際に解体を始めてみると専有部分の給排水管がかなり劣化していることが判明しました。
これではせっかく設備を一新しても水漏れのリスクが付きまとってしまいますし、フルリフォームの施工後になると改めて給排水管を交換するのも難しくなってしまいます。
そこで、フルリフォームに先立って給排水管交換を追加することになり、費用総額は税込み330万円程度にアップしています。
その分、賃料を相場に合わせて適切な金額までアップし、リフォーム費用の回収もしやすいように、リーシングのプロとしてサポートしています。

このフルリフォームプロジェクトでは「ナチュラルスタイル」をテーマにしており、床フロアタイル・壁紙・建具・浴室アクセントパネル・キッチンパネルなど、全体的なカラーリングに統一性をもたせています。
このお部屋はバルコニーから街路樹が眺められる立地なので、新緑の色とのコントラストも考慮に入れています。

工期は給排水管の入れ替えを含めて１ヶ月半程度でした。
募集時期は賃貸の閑散期にあたる時期でしたが、周辺に競合する１ＬＤＫがもともと少なかったこともあってか注目度は高く、募集開始から程なくしてお申込みをいただいております。