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IT重説って実際どうなの?

IT重説を行う永幸不動産の森下

永幸不動産株式会社の代表、森下です。

初っ端から自分の写真をでかでかと載せてますが、これは今回のテーマであるIT重説を弊社で初めて実施した時の様子です。まだIT重説が社会実験の段階だった頃ですが、弊社は社会実験にも最初から参加しており、このように実績も挙げています。

解禁された後の現在でもコンスタントに実施しており、弊社の管理物件のインターネット広告にもすべて「IT重説対応」チェックが入っています。
 

◆IT重説はどこの不動産会社でも出来るの?

社会実験の結果、2017年10月から一部解禁されておりまして、現在は賃貸取引に限りすべての不動産業者がIT重説を行うことが出来るようになっています。

実施要件は下記の通りで、ハッキリ言って一般的なスペックのPCがあればどんな不動産会社であっても簡単に導入できます。

  • 双方向で映像が視認でき・音声が聞き取れる環境であり、それを確認して実施すること
  • 宅地建物取引士の記名押印がある重要事項説明書が事前送付されていること
  • 説明時に顧客の手元に重要事項説明書・添付書類があること
  • 画面上で宅地建物取引士が宅地建物取引士証(資格証明書)を提示し、顧客がそれを視認すること

どうも双方向で映像が視認できて音声が聞き取れる環境というのがIT化の遅れているこの業界ではなかなか理解されにくいのですが、これは例えばSkypeのことです。業務に使っているPCがあれば、あとはカメラユニットとヘッドセットマイクがあれば環境としては十分です。

一応、実施マニュアルというものも作成されているので実施上はもうちょっと注意が必要です(例えば顧客の本人確認や、大家さんからの同意など)。

それでも、お部屋を借りようとした際に「うちではIT重説やっていません!」という不動産会社もあると思います。もちろん考え方は様々だと思いますが、最初からやるつもりがないのか・試行錯誤した結果にやらないという結論に至ったのか、チェックするのも良いでしょう。

 

◆PCがないとIT重説は受けられないの?

お部屋を借りるお客様としては、Skypeは使ったことがあるけど家のPCのスペックが不安だったり、そもそも家にPCがない、ということもあると思います。

しかし、IT重説を受けるにはスマホかタブレットがあれば十分です。Skypeを普段使っていないという方も、その時だけアカウントを作ってアプリをインストール、終わったらアカウントごと削除してしまってOKです。

双方向の要件を満たす必要があるので、インカメラ(自撮り用カメラ)が付いている必要はあるものの、スマホならマイクは内蔵されてますし、テーブルの上にスマホを置いて書類を見ながら説明を聞いていただくというイメージですね。

もちろん、PCなら映像が大きく視認できるのでベターですが、どちらかというと映像を確認できることよりも書類の内容を過不足なく理解してもらえるかの方が重要事項説明においては大事なので、ご自身の環境にあった方を選んでいただければと思います。

 

◆IT重説はこうやって応用できる!

これはどちらかというと大家さんや不動産管理会社向けですが、IT重説の応用として定期借家契約の再契約時に使うという方法があります。

定期借家契約の再契約は更新と異なり新規契約をやり直す必要があります。そのため不動産業者が介在する場合は宅地建物取引業法が適用されるので改めて重要事項説明をする必要があり、必然的に郵送でのやり取りはNG(=宅地建物取引業法違反)となります。場合によっては、再契約が定期借家契約の要件を満たしていなかった=普通借家契約に切り替わってしまう可能性もゼロではありません。この文章を読んでヒヤッとした大家さんがいたら、すぐに管理会社のオペレーションを確認しましょう。

そうすると、再契約のたびにお客様と対面で手続きをする必要があるわけですが、これはお客様にとっても負担になります。地元の不動産会社ならまだマシでしょうが、手続きのために離れた管理会社まで移動するのも面倒だと思います。

永幸不動産の場合は逆に森下がお客様のご自宅やご自宅の近くで落ち合ってお手続きをすることの方が多いのですが、これだって日程調整などは必要です。そこで、この再契約手続きをIT重説に切り替えれば、お互いに負担も減る!という考え方ですね。

永幸不動産ではその他、社宅制度変更によって法人契約を個人契約に切り替えることになった、というケースでもIT重説を活用していたりします。

せっかく便利な制度が解禁されたわけですから、どんどん活用する会社が増えれば良いなぁと考えております。

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